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加治隆介の議 (1-20巻 全巻)





加治隆介の議(かじりゅうすけのぎ)は、弘兼憲史の漫画。

一介のサラリーマンが政界に進出し、地元利益還元ではなく、日本、ひいては世界から物事を考える政治家となるストーリー。作中のテーマがそれぞれ当時の世相を反映した内容となっていた。

難関へ次々と挑む主人公を描いてみせる一方で、密室政治による首相選出を厳しく批判する主人公が自ら密室政治を運んで首相を選ぶ場面、主人公やその妻が不倫している場面などもある。


丸講物産・食料品本部農産部課長の加治隆介のもとに、父親である衆議院議員・加治元春の事故死の一報が飛び込んできたのはホテルで愛人・鮎美との情事を済ませた後だった。さらに隆介の地元到着後に兄・春彦も亡くなったことで来るべき総選挙に向けて後援会は隆介の擁立に動く。

一度はその申し出を固辞した隆介だったが、後援会長・山本から元春が早くから隆介を後継者として考えていたことを知らされ、隆介は立候補を決心して鮎美に別れを告げる。

地元に帰った隆介を待っていたのは厳しい現実だった。父の理想に従って地元利益を第一義としなかったことに党寄りの幹部が反発、後援会分裂のうえ元春の第一秘書だった谷崎が後継者として民政党の公認を取り付けてしまう。

無所属で戦わざるを得なくなった隆介は選挙区各地を回って自分の主張を訴えるが、農村部でトマトを投げつけられるなど大苦戦する。しかしテレビの公開討論会などが功を奏して都市部では徐々に支持が浸透していく。

そして迎えた投票日、隆介と谷崎の争いは開票がすべて終了するまで結果の見えない大激戦となる。そして開票が終わったが、隆介はあと15票という前代未聞の僅差で敗れ去った。

しかし、それはその後の大波乱の序章でしかなかった。なんとトップ当選したベテラン代議士の急死に伴い、隆介は繰上げで当選を果たしたのだった。


加治隆介の議 (1-20巻 全巻)

価格 : 4,660円(税込)